NY為替見通し=原油価格上昇を受けた10月米製造業PMI速報値に要注目か

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 本日のNY為替市場のドル円は、原油価格の動向を注視しながら、原油価格の上昇を受けた10月の米製造業・サービス部門PMIの速報値を見極める展開が予想される。

 10月米製造業PMI速報値の予想は60.3、サービス部門PMI速報値の予想は55.1と見込まれており、原油価格の高騰を受けたネガティブサプライズに要警戒か。
 原油価格の高騰を受けて、インフレ高進と景気減速によるスタグフレーションへの警戒感が高まりつつあることで、バイデン米政権が、米戦略石油備蓄(SPR)の放出や原油禁輸などで高騰している原油価格を抑制する可能性にも要警戒となる。

 今週末から11月2-3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けてブラックアウト期間にはいることで、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁とパウエルFRB議長の発言に要注目か。   
 パウエルFRB議長は、2020年10月のニューヨーク株下落の前に投資信託を売り抜けたと報じられており、去就にも引き続き要警戒か。米連邦準備理事会(FRB)は21日に、個別株の購入と個別債券の保有の禁止を含む、FRB当局者による投資活動に対する広範な制限を発表している。4年前の2017年10月19日には、トランプ第45代米大統領がパウエルFRB理事を次期FRB議長の指名に傾く、と報じられていた。

 また、米財務省は例年10月中旬頃に議会に対して為替報告書を提出しており、米国と中国や日本との貿易不均衡が拡大していることで、財務省の見解に要注目となる。米国と中国は、今月から第1段階通商合意の履行状況の検証と一部の未解決問題についての協議を開始している。
 
・想定レンジ上限
 ドル円の上値の目処(めど)は、10月20日の高値の114.70円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値の目処(めど)は、10月14日の安値の113.21円。


(山下)

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