NYマーケットダイジェスト・10日 株まちまち・金利低下・ドル高

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(10日終値)
ドル・円相場:1ドル=130.45円(前営業日比△0.16円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=137.34円(▲0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0529ドル(▲0.0032ドル)
ダウ工業株30種平均:32160.74ドル(▲84.96ドル)
ナスダック総合株価指数:11737.67(△114.42)
10年物米国債利回り:2.99%(▲0.04%)
WTI原油先物6月限:1バレル=99.76ドル(▲3.33ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=1841.0ドル(▲17.6ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ユーロドルは3日ぶりに反落。NY序盤に一時1.0575ドル付近まで買い戻される場面もあったが、アジア時間に付けた日通し高値1.0585ドルが目先レジスタンスとして働くと失速。独長期金利が大幅に低下したことも相場の重しとなり、一時1.0526ドルと日通し安値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するメスター米クリーブランド連銀総裁が「0.75%の利上げの可能性を永遠に排除することはない」と述べたこともユーロ売り・ドル買いを誘った。
 なお、ナーゲル独連銀総裁は「欧州中央銀行(ECB)の7月利上げ開始を支持する」「ECBは6月末に資産購入プログラム(APP)を終了する必要」「遅すぎる行動のリスクは著しく増加」などと述べたが、同総裁はかねてより金融引き締めに積極的な姿勢を示しているだけに相場の反応は限られた。

・ドル円は反発。20時30分過ぎに129.87円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値129.80円を前に買い戻しが入ると130.46円付近まで切り返した。欧州通貨やオセアニア通貨に対してドル買いが進んだ影響を受けたほか、メスター米クリーブランド連銀総裁が0.75%の利上げの可能性に含みを持たせたことが相場を下支えした。
 もっとも、NY時間に限れば大きな方向感は見られなかった。市場では「明日発表の4月米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたい」との声が聞かれた。

・ユーロ円は続落。ユーロドルの下落につれた売りが出て、24時前に一時137.04円と日通し安値を付けたものの、そのあとは137円台前半で値動きが鈍った。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し、昨年3月9日以来約1年2カ月ぶりの安値となった。米長期金利の低下で高PER(株価収益率)のハイテク株が買われると、指数は一時500ドル超上げたもののその後失速した。FRBによる積極的な金融引き締めを警戒した売りは根強く、350ドル超下げる場面があった。ただ、そのあとは再び上昇に転じるなど、終日不安定な値動きだった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発。前日に約1年半ぶりの安値を更新したあとだけに短期的な戻りを期待した買いが入った。米長期金利の低下も相場を下支えした。

・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。明日の4月米CPIを前にポジション調整目的の買いが優勢となった。市場では「3月米CPIに続きインフレのピークアウト感が確認できるとの期待から、先回りして債券を買う動きが見られた」との声が聞かれた。

・原油先物相場は続落。中国のコロナ対策による景気減速懸念が根強く、エネルギー需要の鈍化観測が高まっていることが、引き続き原油の上値を圧迫する要因と意識されている。また、欧州連合(EU)のロシア産原油禁輸方針に対し、ロシア産原油に依存度の高いハンガリーなど東欧諸国が反対姿勢を示していることも売りを強めた。

・金先物相場は続落。前日の終値水準で動意が鈍かったが、為替市場で全般ドルが底堅い動きとなるとドル建ての金に割高感も意識され、徐々に売りに押された。

(中村)

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