欧州マーケットダイジェスト・16日 株まちまち・金利低下・ユーロもみ合い

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(16日終値:17日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=129.27円(16日15時時点比△0.28円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=134.76円(△0.59円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0425ドル(△0.0024ドル)
FTSE100種総合株価指数:7464.80(前営業日比△46.65)
ドイツ株式指数(DAX):13964.38(▲63.55)
10年物英国債利回り:1.730%(▲0.014%)
10年物独国債利回り:0.937%(▲0.011%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)        <発表値>    <前回発表値>
4月独卸売物価指数(WPI、前月比)   2.1%       6.9%
3月ユーロ圏貿易収支
季調済            176億ユーロの赤字  113億ユーロの赤字・改
季調前             164億ユーロの赤字  76億ユーロの赤字

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルはもみ合い。ビルロワドガロー仏中銀総裁が会合で「輸入インフレをけん引する要因として実効為替レートの動向を注意深く見守っていく」と述べ、「過度なユーロ安は物価安定目標に悪影響を及ぼす」と指摘するとユーロ買い・ドル売りが先行。20時前に一時1.0438ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。15日投開票の独西部ノルトライン・ウェストファーレン州の州議会選挙では、ショルツ独首相が率いる与党・社会民主党(SPD)が大敗。独政局不安からユーロ売りが出やすい面もあり、一時1.0390ドル付近まで値を下げた。
 もっとも、アジア時間に付けた日通し安値1.0389ドルが目先サポートとして意識されると1.0428ドル付近まで下げ渋った。米10年債利回りが2.85%台まで低下したことも相場を下支えした。

・ドル円は伸び悩み。時間外の米10年債利回りが2.93%台まで上昇したことをきっかけに円売り・ドル買いが先行。市場では「オプション絡みのまとまった買いが観測された」との声も聞かれ、21時過ぎに一時129.62円付近まで値を上げた。
 ただ、アジア時間に付けた日通し高値129.64円手前で買いの勢いは後退。5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が▲11.6と予想の17.0を大幅に下回ると、128.99円付近まで下押しした。米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重し。

・ユーロ円は一進一退。16時前に134.03円付近まで売られたものの、21時30分前には135.05円と日通し高値を更新した。ただ、24時前には134.14円付近まで押し戻されている。

・カナダドルは堅調だった。WTI原油先物相場が一時1バレル=114.82ドルと3月24日以来の高値を更新すると、産油国通貨とされるカナダドルに買いが集まった。対米ドルでは1.2860カナダドル、対ユーロでは1.3406カナダドル、対円では100.56円まで上昇した。

・ロンドン株式相場は続伸。中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)が6月中に解除の見通しとなったことを受けて、買いが優勢となった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が買われたほか、BPやシェルなどエネルギー株が値上がりした。半面、HSBCやロイズ・バンキングなど金融株の一角には売りが出た。

・フランクフルト株式相場は反落。15日投開票の西部ノルトライン・ウェストファーレン州の州議会選挙で、ショルツ独首相が率いる与党SPDが大敗。政局不安から売りが優勢となった。個別ではポルシェ(3.26%安)やコンチネンタル(2.62%安)、フレゼニウス(2.52%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は上昇。

(中村)

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