NY為替見通し=米主要指標や金融当局者の発言を注視

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 NYタイムは米小売売上高など注目の米経済指標の発表と、多くの金融政策当局者の発言が予定されている。米国内総生産(GDP)に占めるシェアが大きな小売売上高は、NY序盤に発表となる。今回公表の4月分は市場予想が前月比+0.4%(3月 +1.1%)、自動車を除くベースで+0.9%(同 +0.5%)と、前月分と比較した伸び率の予想は強弱まちまち。結果通りまちまちの結果なら強い方向感は出にくいかもしれない。あとは振れの大きさ次第だが、市場予想比の強弱をにらんだ米金利動向に合わせ、ドル円が水準調整する程度の振れにとどまりやすいか。

 その後、米株寄り付き前に4月米鉱工業生産の発表もあり、3月の前月比+0.9%から、+0.5%程度への伸び率鈍化が見込まれている。やはり市場予想比での強弱は関係してくるが、減速傾向が確認されれば、まずは米金利低下・ドル安方向で反応しそう。ただ、株式の取引スタート後に、米金利低下を好感して株価が底堅く推移すれば、クロス円などともにドル円が買い戻される展開に移行することが期待できる。米金利・株価・為替、相互の反応の流れを注視したい。

 米金融当局者の発言で注目されそうなのは、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長と、今年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を持つクリーブランド連銀のメスター総裁。ただ、発言の内容は参加イベントの挨拶の範囲にとどまる可能性があり、どこまで市場に影響を及ぼすかは不確か。それに先がけ日本時間午前2時から講演を行うラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の発言を受け、ドルインデックスの内訳で割合が最も大きなユーロが上下し、ドル相場へ影響を与えるパターンにも注意したい。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、12日高値130.05円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、16日安値128.70円。

(関口)

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