NYマーケットダイジェスト・19日 株安・金利低下・ドル安・ユーロ高

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(19日終値)
ドル・円相場:1ドル=127.79円(前営業日比▲0.44円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=135.30円(△1.13円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0588ドル(△0.0124ドル)
ダウ工業株30種平均:31253.13ドル(▲236.94ドル)
ナスダック総合株価指数:11388.50(▲29.65)
10年物米国債利回り:2.84%(▲0.04%)
WTI原油先物6月限:1バレル=112.21ドル(△2.62ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=1841.2ドル(△25.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
                   2.6        17.6
前週分の米新規失業保険申請件数   21.8万件     19.7万件・改
4月米景気先行指標総合指数(前月比) ▲0.3%     0.1%・改
4月米中古住宅販売件数
前月比               ▲2.4%     ▲3.0%・改
年率換算件数            561万件     575万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは反発。欧州時間に公表された欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(4月14日分)を受けて、ECBが7月にも利上げに踏み切るとの見方が強まると全般ユーロ買いが先行。5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や4月米景気先行指標総合指数など、この日発表の米経済指標が軒並み予想より弱い内容だったことが分かるとドル売りも活発化した。前日の高値1.0564ドルを上抜けて、3時前には一時1.0607ドルまで上値を伸ばした。
 なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時102.66まで低下した。

・ドル円は続落。前日の米国株相場の急落や本日の欧州株相場の下落を背景に、リスク回避の円買いが先行。米10年債利回りが一時2.77%台まで低下したこともドル売りを促し、22時30分前に一時127.03円と4月27日以来の安値を付けた。予想を下回る5月米フィリー指数なども相場の重し。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。節目の127.00円や4月27日の安値126.95円が目先サポートとして意識されたほか、米10年債利回りが低下幅を縮めたことが相場を下支えし、127.84円付近まで持ち直した。

・ユーロ円は反発。ECB理事会議事要旨を手掛かりにユーロ買いが強まった欧州市場の流れがNY市場に入っても継続した。下落して始まった米国株相場が一時プラス圏に浮上するなど底堅く推移すると、リスク回避の巻き戻しが進み一時135.43円付近まで値を上げた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、昨年3月4日以来約1年2カ月ぶりの安値となった。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も約1年2カ月ぶりの安値を付けた。米小売り大手の低調な決算が相次いだことを受けて、インフレが企業収益の重荷になるとの懸念が強まった。この日発表の米経済指標が軒並み予想を下回ったことも相場を押し下げ、一時470ドル超下落した。もっとも、前日に今年最大の下落を記録した反動で押し目買いなどが入ると、指数はプラス圏を回復する場面もあった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。インフレが世界経済や企業業績に及ぼす悪影響が懸念されて、投資家心理が悪化。相対的に安全資産とされる米国債に買いが集まった。

・原油先物相場は反発。米経済指標の弱さを受けて経済活動の停滞懸念が高まり、原油相場は売りが先行。一時105ドル前半まで大きく値を下げた。ただ安く始まった米株が下げ渋ると、リスク回避の巻き戻しの動きが波及して原油も買い戻しが優勢に。上昇し始めると、需給ひっ迫につながる「中国のコロナ規制緩和」や「欧州連合(EU)が検討するロシア産原油の禁輸」が再び意識され、買いの勢いが増した。

・金先物相場は反発。為替でドルが軟調に推移し、割安感が生じたドル建て金は朝方から買いが先行。5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を大きく下回ると、安全資産とされる金に資金が向かった。その後に発表された弱い米経済指標も支えとなり、一時1848ドル台まで上値を伸ばした。

(中村)

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