株式明日の戦略-強い上昇で週間でもプラス、来週は米小売企業の決算に注目

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 20日の日経平均は大幅反発。終値は336円高の26739円。

 今週、業種別の騰落を見ると、上位は上から倉庫・運輸、鉱業、海運、サービス、空運、下位は下から食料品、小売、水産・農林、保険、電気・ガスとなっている。上位業種はやや市況系が強いといったくらいだが、下位業種はディフェンシブ系が多く、物色はリスクオンに傾いたことが確認できる。米国の長期金利に上昇一服感が出てきており、株式に資金が向かいやすい地合いが醸成されつつある。来週は25日に5月開催のFOMC議事録が公表される。0.5%の利上げが始まった回でもあり、議論の中身はかなりタカ派的であったとは思われる。これを確認した際に米国の長期金利が改めて大きく上昇するのか、それとも落ち着いた動きとなるのかが、来週の焦点となる。金利上昇が限られるようであれば、グロース株に見直しの余地が出てくる。


【来週の見通し】
 一進一退か。今週、ターゲットの決算が失望材料となり、米国株が強く売られる場面があった。来週はベストバイやコストコなどの決算発表があり、これらの決算内容および、米国株の反応が俄然注目を集めることになる。半導体大手エヌビディアの決算発表も予定されているほか、5月開催のFOMC議事録公表もあり、米国動向に振らされる状況がもうしばらく続くことになりそうだ。日本株の今週の動きを見ると、弱材料には耐性がつきつつあるように見えるだけに、押し目があれば買いは入るとみる。ただ、米国株の不安定な動きが続いており、高くなったところでの買いは恐る恐るとなるだろう。


【今週を振り返る】
 堅調となった。米国株に持ち直しの動きが見られたことから、日経平均も前週の下げに対して押し目を拾う動きが優勢となった。18日までは4営業日連続で3桁の上昇。米国株が4月の小売売上高を好感して大幅高となったことを受けて、27000円台に乗せる場面もあった。18日のダウ平均が小売株の決算を嫌気して4桁の下落となったことから、これを受けた19日には大幅安となった。しかし、悲観ムードはそれほど高まらず、20日には米国株の下落を受けても大幅高。週間でもプラスで終えた。日経平均は週間では約311円の上昇となり、週足では陽線を形成した。


【来週の予定】
 国内では、4月首都圏マンション発売(5/23)、5月都区部消費者物価指数(5/27)などがある。

 企業決算では、、DyDo(5/26)、SBI(5/27)などが発表を予定している。

 海外の経済指標の発表やイベントでは、独5月Ifo景況感指数(5/23)、米4月新築住宅販売(5/24)、FOMC議事録(5/3~5/4開催分)、米4月耐久財受注(5/25)、米1-3月期GDP改定値、米4月NAR仮契約住宅販売指数(5/26)、米4月個人所得・個人消費支出(5/27)などがある。

 米企業の決算では、ベスト・バイ(5/24)、エヌビディア(5/25)、コストコ、ダラー・ゼネラル、ダラー・ツリー(5/26)などが発表を予定している。

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