ロンドン為替見通し=ECBタカ派姿勢を背景としたユーロ買い地合い維持してNY待つ状態か

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 ロンドンタイムは、欧州中央銀行(ECB)利上げ観測を背景にユーロは底堅いか。昨日はラガルド総裁など複数のECBメンバーからタカ派的な発言が相次ぎ、ユーロ買いが強まった。23日の独Ifo企業景況感指数の改善で期待が高まっていた欧州各国の5月購買担当者景気指数(PMI)速報値は独製造業PMIが54.7と、市場予想の54.0に反して4月の54.6を上回った。もっとも、他の欧州PMIは軒並み予想より弱く、4月から減速。ただ、これらの発表に先がけラガルドECB総裁のタカ派的な発言でユーロ買いに弾みがついていた。総じて弱いPMIはネガティブな動きを誘う材料にならなかった。

 本日もラガルド総裁ほか、多くのECBメンバーの講演が行われる。ユーロドルは1カ月ぶりの水準へ戻し、ECBメンバーのタカ派な見解を相当適度織り込んだところで上昇が一服する可能性もある。しかし、複数のメンバーが50bp利上げに言及するなかで、底堅さが大きく損なわれることは想定しにくい。適度な調整を挟む場面があっても、基本的に買い地合いを維持したまま、NYタイムの4月米耐久財受注額や、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を待つことになるとみる。


・想定レンジ上限
 ユーロドルの上値めどは、2月10日から5月13日の下落幅に対する38.2%戻し1.0787ドル。

・想定レンジ下限
 ユーロドルの下値めどは、昨日24日安値1.0661ドル。

(関口)

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