ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 小動き

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。2時時点では151.55円と24時時点(151.49円)と比べて6銭程度のドル高水準。米ミシガン大学が発表した消費者の期待インフレ率が1年先・5年先とも市場予想を上回ったことも手がかりに151円半ばでしっかり。値動きは鈍いものの、米10年債利回りが4.61%台まで低下幅を縮小した動きを眺めながら151.56円まで高値を更新した。

 ユーロドルも動意薄。2時時点では1.0669ドルと24時時点(1.0664ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準。24時過ぎにつけた1.0663ドルを安値に下げ渋り、1.0670ドルを挟んで狭いレンジ内で動きが鈍っている。ユーロポンドは一時0.8756ポンドまで上昇し、5月5日以来のユーロ高・ポンド安となった。

 ユーロ円は2時時点で161.69円と24時時点(161.58円)と比べて11銭程度のユーロ高水準。米株の堅調な動きが支えとなるも、ドル円とユーロドルの動きが鈍いこともあり、161.60円台を中心に小幅の上下にとどまっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.22円 - 151.56円
ユーロドル:1.0656ドル - 1.0693ドル
ユーロ円:161.36円 - 161.86円

(金)
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