NY為替見通し=米金利動向には注視、明日の日銀会合結果を控え動きづらいか

 本日のNY為替市場では米長期金利の動向を注視しながら、12月米景気先行指標総合指数を見極める展開が予想される。12月米景気先行指標総合指数は前月比 -0.3%と予想されており、11月の同比-0.5%からの改善が見込まれている。

  直近のCMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、3月連邦公開市場委員会(FOMC)でのFF金利誘導目標の据え置き確率が53%程度。0.25%の利下げ開始確率が46%程度になっている。12月米景気先行指標総合指数が予想を上回る改善を示した場合は、据え置き確率をやや高めることになるか。一方、予想を下回った場合は、据え置き確率がやや低下することになるのかもしれない。

 しかしながら、今週前半のドル円の注目材料は、明日公表の日銀金融政策決定会合の結果と植田総裁の定例会見。そのため景気先行指標に絡んだ動き一巡後は、動きづらい展開となりそうだ。

 日銀会合に対する市場のコンセンサスは、マイナス金利やイールドカーブ・コントロール(YCC)の解除は見送り。最近発表された賃金や物価指標の低迷により、「賃金・物価の好循環実現」の確度が不透明となっていることがその理由だ。

 やはり注目ポイントは、植田日銀総裁の会見。3月の春闘集中回答で来年度の賃金上昇を確認し、4月の日銀会合でのマイナス金利の解除など金融政策の正常化に踏み切ることを示唆する可能性も警戒されているようだ。そのため、予断を許さない状況となっている。 
 

・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処(めど)は、1月19日の高値の148.80円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処(めど)は、日足一目均衡表・転換線の146.56円。
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