欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、下げ渋り

 29日の欧州外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.0784ドルと17時時点(1.0768ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。予想を下回った3月仏消費者物価指数(CPI)速報値を重しに17時過ぎに日通し安値1.0768ドルをつけた後は、特段の手掛かりはなかったものの1.0780ドル台へじりじり戻した。グッドフライデーで市場参加者の多くが不在のなか、持ち高調整の買い戻しが入ったもよう。

 ユーロ円も戻す。20時時点では163.13円と、17時時点(162.94円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの戻りに連動して、一時163.20円台へ持ち直した。

 ドル円はもみ合い。20時時点では151.30円と17時時点(151.34円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。手掛かりを欠き、限られたレンジで振幅した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.20円 - 151.50円
ユーロドル:1.0768ドル - 1.0795ドル
ユーロ円:162.94円 - 163.43円

(関口)
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