東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小動き

 23日午後の東京外国為替市場でドル円は小動き。15時時点では154.76円と12時時点(154.76円)とほぼ同水準だった。米10年債利回りは4.61%前後で高止まりしているものの、日経平均株価が37500円台で伸び悩む展開となったことで、154.70円台で動きづらい展開が続いた。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では164.84円と12時時点(164.95円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが1.0645ドルまで弱含みに推移したことで、164.76円まで弱含みに推移した。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.0651ドルと12時時点(1.0658ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが4.61%前後で高止まりしていることで、1.0645ドルまでわずかに下値を広げた。
 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁は「インフレとの戦いは終わりつつある。サプライズがなければ、6月ECB理事会での利下げはほぼ確実」と述べた。

 ポンドドルは1.2336ドル、ポンド円は190.91円まで下値を広げた。

 シンガポールドル(SGD)は、3月のシンガポール消費者物価指数(CPI)が予想を下回る前年比+2.7%だったことで軟調に推移。対ドルで1.3632SGD、対円で113.52円まで弱含んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.66円 - 154.85円
ユーロドル:1.0645ドル - 1.0661ドル
ユーロ円:164.76円 - 165.06円


(山下)
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