東京マーケットダイジェスト・26日 円安・株高

(26日15時時点)
ドル円:1ドル=156.10円(前営業日NY終値比△0.45円)
ユーロ円:1ユーロ=167.42円(△0.40円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0726ドル(▲0.0004ドル)
日経平均株価:37934.76円(前営業日比△306.28円)
東証株価指数(TOPIX):2686.48(△22.95)
債券先物6月物:143.93円(▲0.22円)
新発10年物国債利回り:0.925%(△0.035%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)     <発表値>     <前回発表値>
4月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比            1.6%          2.4%
日銀金融政策決定会合(日銀金融市場調節目標)
                0-0.1%     政策金利0-0.1%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は買い優勢。日銀の金融政策決定会合を前に155.60円前後での様子見ムードが続いた。日銀が金融政策の現状維持を発表すると直後に155.43円まで下げた後すぐに急反発。国債買い入れ方針なども変更されなかったことで買い安心感が広がり、一時156.22円と1990年5月以来の高値を付けた。

・ユーロ円も買い優勢。日銀が金融政策の現状維持を発表したことで円が全面安の展開に。ユーロ円は167.51円、ポンド円は195.33円、豪ドル円は102.17円、NZドル円は93.14円までそれぞれ上昇した。

・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となったため、1.07ドル台前半での狭いレンジ取引となった。

・日経平均株価は反発。昨日の大幅下落に対する自律反発を狙った買いが先行したが、日銀の金融政策決定会合を前に買いは続かず、下げに転じる場面があった。ただ、日銀が金融政策の現状維持を発表すると再び強含んだ。

・債券先物相場は3日続落。昨日の米国債券相場が大きく下落した流れを引き継ぎ一時143.71円まで売りが先行した。その後は日銀の金融政策発表で上下しながらも戻りの鈍い動きとなった。


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。