東京外国為替市場概況・10時 ドル円、底堅い

 1日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。10時時点では157.74円とニューヨーク市場の終値(157.80円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。東京仲値の値決めにかけてはドル買いが優勢になり、前日高値を僅かに上抜け157.86円まで強含んだ。仲値の値決め後は小幅に下押しする場面もあったが、前日も介入期待を裏切られたこともあり、積極的に売り込む力はなく底堅さは変わらず。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.0661ドルとニューヨーク市場の終値(1.0666ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。昨日からの弱い地合いが続き、前日安値1.0665ドルを割り込み1.0658ドルまで小幅に下値を広げた。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では168.20円とニューヨーク市場の終値(168.22円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価は反落しているものの反応は限られ、ドル円とユーロドルの動きによる綱引き状態が続き、ユーロ円は168円前半でもみ合い。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.66円 - 157.86円
ユーロドル:1.0658ドル - 1.0673ドル
ユーロ円:168.14円 - 168.37円

(松井)
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