欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下落

 2日の欧州外国為替市場でドル円は下落。22時時点では154.51円と20時時点(155.09円)と比べて58銭程度のドル安水準だった。20時30分前に155円を割り込むと154円半ばまで下押しした。その後、前週分の新規失業保険申請件数が予想より強い結果などを受けて反発も、154.80円台では頭を抑えられた。米長期金利が一時伸び悩んだ場面では下落圧力が再び強まり、154.41円まで売り込まれている。

 ユーロドルは小幅安。22時時点では1.0701ドルと20時時点(1.0704ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米経済指標発表後に1.0694ドルまで下値を広げた後に1.0712ドル前後まで反発したものの上値は限定的だった。
 
 ユーロ円は22時時点では165.35円と20時時点(166.02円)と比べて67銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が弱含みに推移したことで、165.32円前後まで下落した。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.25円 - 156.28円
ユーロドル:1.0694ドル - 1.0728ドル
ユーロ円:165.25円 - 167.39円

(山下)
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