ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下値模索

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値を模索する展開。4時時点では153.06円と2時時点(153.78円)と比べて72銭程度のドル安水準だった。NY市場午後に入っても円買いの勢いは止まらず、一時153.06円まで下落して前日安値153.04円に迫った。米10年債利回りが4.56%台まで低下したことも重しとなった。

 ユーロドルは小高い。4時時点では1.0730ドルと2時時点(1.0716ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下をながめ、一時1.0730ドルまで上昇してわずかに日通し高値を更新した。

 ユーロ円は軟調。4時時点では164.24円と2時時点(164.80円)と比べて56銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルは小幅高となるも、ドル円が下げた影響をより強く受けると、一時164.23円まで下落して前日安値164.09円に接近した。なお、ダウ平均は300ドル超上昇している。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.06円 - 156.28円
ユーロドル:1.0674ドル - 1.0730ドル
ユーロ円:164.23円 - 167.39円

(川畑)
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