東京外国為替市場概況・12時 ドル円 上昇継続

 10日の東京外国為替市場でドル円は上昇継続。12時時点では155.75円とニューヨーク市場の終値(155.48円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。昨日同様に155円前半で押し目買い意欲の強さが確認できたこともあり、仲値通過後も底堅く推移。155.77円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円も底堅い。12時時点では167.81円とニューヨーク市場の終値(167.63円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。ドル円上昇にユーロ円は追随の円売りで反応。ユーロ円が167.84円まで、ポンド円も195.00円まで上昇した。

 ユーロドルは12時時点では1.0774ドルとニューヨーク市場の終値(1.0782ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル上昇は、対ドルではユーロにとって重しに。時間外取引の米10年債利回りが一時4.46%台へ持ち直す動きも足かせとなり、1.0773ドルまでじり安となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.27円-155.77円 
ユーロドル:1.0773ドル-1.0786ドル 
ユーロ円:167.42円-167.84円

(関口)
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