東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下値堅い

 30日の東京外国為替市場でドル円は下値が堅い。8時時点では149.71円とニューヨーク市場の終値(149.66円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。早朝取引で149.49円まで小幅に下押しする場面があったが、先週末安値の149.46円が目先のサポートとして意識されると149.72円まで持ち直している。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0561ドルとニューヨーク市場の終値(1.0565ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ブイチッチ・クロアチア中銀総裁が週末に「利上げのプロセスはひとまず終了した」などと述べたが、ユーロ相場の反応は限られている。

 ユーロ円は8時時点では158.11円とニューヨーク市場の終値(158.13円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。先週末のCME225先物は30610円と大阪取引所比で430円安で引けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.49円 - 149.72円
ユーロドル:1.0559ドル - 1.0578ドル
ユーロ円:158.00円 - 158.24円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。