東京外国為替市場概況・8時 ユーロドル、弱含み

 28日の東京外国為替市場でユーロドルは弱含み。8時時点では1.0813ドルとニューヨーク市場の終値(1.0828ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の「現在の米経済の状況では、利下げを急ぐ必要はない」「データは今年の利下げの可能性が少ないことを示唆している」などのタカ派発言が伝わると、昨日安値を僅かに割り込み1.0810ドルまで弱含んだ。

 ドル円はもみ合い。8時時点では151.32円とニューヨーク市場の終値(151.33円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。ウォラーFRB理事の発言に反応し、151.40円まで買われる場面もあった。しかし、積極的に上値を攻めるのも難しく、151円前半でもみ合い。

 ユーロ円は上値が重い。8時時点では163.57円とニューヨーク市場の終値(163.75円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いよりも、対ユーロでのドル買いの勢いが優勢となっていることで、ユーロ円は上値が重い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.26円 - 151.40円
ユーロドル:1.0810ドル - 1.0828ドル
ユーロ円:163.56円 - 163.83円


(松井)
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