ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 動意薄

 28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は動意薄。4時時点では151.39円と2時時点(151.33円)と比べて6銭程度のドル高水準。151.40円台に切り返すなど底堅い動きも、動意は鈍い。もっとも、今週のドル円は27日に151.97円まで1990年7月以来の高値を更新したものの、おおむね151円前半の狭いレンジ内で方向感に乏しい動きが続いている。

 ユーロドルはやや上値が重い。4時時点では1.0787ドルと2時時点(1.0799ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準。欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ思惑が上値を圧迫し、1.0780ドル台に押された。短縮取引の米10年債利回りは4.20%近辺と前日比でやや上昇して取引を終えた。

 ユーロ円は4時時点では163.26円と2時時点(163.38円)と比べて12銭程度のユーロ安水準。引き続き163円前半の狭いレンジ内で振幅。3連休を控え、米株の値動きも限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.15円 - 151.54円
ユーロドル:1.0775ドル - 1.0828ドル
ユーロ円:163.14円 - 163.87円


(金)
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