欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、強含み

 9日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。20時時点では1.0869ドルと17時時点(1.0853ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米10年債利回りが低下したことで全般ドル売りが強まり、一時1.0871ドルと日通し高値を更新した。なお、ポンドドルは1.2691ドル、豪ドル米ドルは0.6626米ドル、NZドル米ドルは0.6057米ドルまで上値を伸ばしている。

 ドル円は伸び悩み。20時時点では151.79円と17時時点(151.90円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。「次回の日銀会合では24年度コアCPI見通しを従来2.4%から上方修正」との一部報道を受けて151.73円と本日安値を付ける場面があった。すぐに買い戻しが入ったが、全般ドル売り圧力が高まるなか上値は重かった。

 ユーロ円は20時時点では164.99円と17時時点(164.86円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれる形で日通し高値となる165.03円まで買われている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:151.73円 - 151.93円
ユーロドル:1.0849ドル - 1.0871ドル
ユーロ円:164.80円 - 165.03円


(越後)
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