東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

 16日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では154.17円とニューヨーク市場の終値(154.28円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。昨日大きく上昇した反動もあり、オセアニア市場ではやや売りに押される形で154.15円まで値を下げている。約34年ぶりの高値水準とあって政府・日銀による介入警戒感は高いものの、押し目買い意欲も衰えていないため下値は堅いとの声が多い。

 ユーロ円はもみ合い。8時時点では163.83円とニューヨーク市場の終値(163.91円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。日本やその他アジア株式相場の取引開始を待っている状況。なお、昨日のCME225先物は38705円と大阪取引所比で525円安で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.0627ドルとニューヨーク市場の終値(1.0624ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.15円 - 154.28円
ユーロドル:1.0624ドル - 1.0628ドル
ユーロ円:163.81円 - 164.01円


(越後)
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