欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、じり高

 19日の欧州外国為替市場でドル円はじり高。20時時点では154.53円と17時時点(154.47円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。東京市場で高まった中東情勢に対する警戒感がやや後退する中、じり高で推移。19時過ぎには154.58円付近まで値を上げた。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.0647ドルと17時時点(1.0655ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。中東情勢をめぐるリスクオフの動きが和らぐ中、1.0662ドルまで小幅に上伸するも一時的となり、その後は伸び悩んだ。なお、シムカス・リトアニア中銀総裁は「年内3、4回の利下げはあり得る」と発言している。

 ユーロ円も伸び悩み。20時時点では164.53円と17時時点(164.59円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。リスクオフの動きがわずかに後退する中で164.74円まで上値を広げたが、欧州株が軟調に推移していることもあり、その後は164円台半ばでのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.59円 - 154.67円
ユーロドル:1.0611ドル - 1.0662ドル
ユーロ円:163.02円 - 164.74円


(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。