欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、高値圏で足踏み

 24日の欧州外国為替市場でドル円は高値圏で足踏み。20時時点では154.93円と17時時点(154.90円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。大量のオプション設定が観測される155.00円の節目を前にしたレンジで振幅。米利下げ先送り観測によるドルの底堅さと、日本当局の円買い介入への警戒感が交錯する状態が続いた。

 ユーロドルはじり安の流れが一服。20時時点では1.0688ドルと17時時点(1.0688ドル)と同水準だった。1.0681ドルまで下値を広げたものの、対円でドルの上値が限定されていることも影響しているようで、対ユーロでもドル買いが一方的に進みにくかった。

 ユーロ円はもみ合い。20時時点では165.58円と、17時時点(165.55円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドル同様に165.44円まで小幅に下値を広げたものの、その後は一時165.60円台へ戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.73円 - 154.97円
ユーロドル:1.0681ドル - 1.0714ドル
ユーロ円:165.44円 - 165.85円

(関口)
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