東京マーケットダイジェスト・2日 円安・株小幅安

(2日15時時点)
ドル円:1ドル=155.69円(前営業日NY終値比△1.12円)
ユーロ円:1ユーロ=166.85円(△1.27円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0716ドル(△0.0004ドル)
日経平均株価:38236.07円(前営業日比▲37.98円)
東証株価指数(TOPIX):2728.53(▲0.87)
債券先物6月物:144.29円(▲0.02円)
新発10年物国債利回り:0.900%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)           <発表値>   <前回発表値>
4月マネタリーベース(前年同月比)       2.1%      1.6%
4月消費動向調査(消費者態度指数、一般世帯) 38.3       39.5

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は堅調。朝方に154.25円まで下押す場面があったものの、昨日に大きく下落した後とあってショートカバー主導の動きが目立った。仲値に向けた買い観測や安く始まった日経平均株価が徐々に下げ幅を縮小したことも相場の支えとなり、一時156.28円まで反発した。

・ユーロ円も堅調。ドル円と同様に朝方から買い戻しの動きが目立ち、167.39円まで反発。朝方につけた安値165.25円から2円以上値を戻す場面も見られた。

・ユーロドルはもみ合い。円絡みの取引が中心となったことで値幅は限られ、1.07ドル台前半でのもみ合いとなった。

・日経平均株価は小幅続落。昨日の米国株式市場でハイテク株の下げが目立ったことを受け、本日の東京市場でも半導体関連株を中心に売りが進み、指数は一時310円超下押しした。ただ、一巡後は日本株の先高観などを背景にした押し目買いが断続的に入り、80円超高まで反発。引けにかけては前日終値付近でのもみ合いとなった。

・債券先物相場は小幅続落。前日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行した。もっとも、連休明けの国内債入札に対する警戒感もあり、その後は持ち高調整目的の売りに押された。

(岩間)
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