東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、さえない

 29日午後の東京外国為替市場でユーロドルはさえない。17時時点では1.0768ドルと15時時点(1.0775ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。16時30分過ぎに1.0782ドル付近までやや買い戻しが入ったものの、3月仏消費者物価指数(CPI)速報値が予想を下回ったことが明らかになると再び売りに押された。一時1.0768ドルと2月20日以来の安値を更新した。

 ドル円は伸び悩み。17時時点では151.34円と15時時点(151.35円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。15時30分前に151.45円付近まで上昇する場面があったが、午前につけた高値の151.50円手前では買いも一服。手掛かり材料を欠く中で上値を試す動きにはならなかった。

 ユーロ円は17時時点では162.94円と15時時点(163.05円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。仏CPI速報値の公表後にややユーロ売りが進み、本日安値の162.94円に面合わせした。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.20円 - 151.50円
ユーロドル:1.0768ドル - 1.0795ドル
ユーロ円:162.94円 - 163.43円

(岩間)
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