欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、小安い

 25日の欧州外国為替市場でドル円は小安い。20時時点では155.54円と17時時点(155.63円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。155.60円前後でのもみ合いが続いていたが、やや利食い売りに押される形で155.51円まで小幅に下げている。なお、「明日の日銀金融政策決定会合に新藤義孝経済再生担当相が出席する予定」との一部報道が伝わっている。

 ユーロ円は買い一服。20時時点では166.82円と17時時点(166.85円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。2008年8月以来の高値となる167.02円まで上値を伸ばしたものの、高値警戒感もあるなかで一段高ともならず、その後は166.70円台まで伸び悩んでいる。

 トルコリラ円は伸び悩み。トルコ中銀はこの日、政策金利を予想通り50.00%で据え置くことを決定。声明ではインフレ次第で金融引き締めを強化する姿勢を示したが、発表前からリラ買いが進んでいたこともあり、発表後はややリラ売りが強まった。リラ円は4.78円まで上昇した後4.76円付近まで上げ幅を縮めている。

 ユーロドルは20時時点では1.0724ドルと17時時点(1.0721ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:155.20円 - 155.74円
ユーロドル:1.0694ドル - 1.0730ドル
ユーロ円:166.00円 - 167.02円


(越後)
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