東京外国為替市場概況・10時 ドル円、もみ合い継続

 3日の東京外国為替市場でドル円はもみ合いが継続。10時時点では144.44円とニューヨーク市場の終値(144.31円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。9時過ぎに144.43円まで上昇したが、その後は米金利の伸び悩みに伴って144.23円まで売りに押された。もっとも、前週末安値の144.21円手前で下値を確認すると、仲値にかけては再び144.48円まで買い戻しが入った。

 ユーロ円は売りが一服。10時時点では157.46円とニューヨーク市場の終値(157.44円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ドル円につれて9時30分前に157.31円まで下落したが、週明けの日経平均株価が一時500円近く上昇するなど堅調に推移した影響もあり、その後は下げ渋った。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.0901ドルとニューヨーク市場の終値(1.0909ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。狭いレンジ内推移が続いているものの、1.0901ドルまでじわりと売りに押された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.23円 - 144.48円
ユーロドル:1.0901ドル - 1.0916ドル
ユーロ円:157.31円 - 157.65円


(岩間)
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