ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 買い戻し

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し。2時時点では144.68円と24時時点(144.46円)と比べて22銭程度のドル高水準。予想比下振れの6月米ISM製造業景況指数の結果を受けてドル円は143.99円まで下押したが、日米金融政策の違いを背景とした押し目買い意欲は強く売りは一時的にとどまり、その後は再び上昇に転じた米長期金利の動きをながめながら144.70円近辺まで持ち直した。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.0916ドルと24時時点(1.0906ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準。米長期金利の上昇も重しに、6月米ISM製造業景況指数の結果発表後につけた1.0934ドルを頭に伸び悩むも1.09ドル前半で底堅く推移。

 ユーロ円はじり高。2時時点で157.92円と24時時点(157.56円)と比べて36銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの1.09ドル台で底堅い動きと、ドル円の買い戻しが支えとなり、わずかながら157.96円まで日通しの高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.99円 - 144.91円
ユーロドル:1.0871ドル - 1.0934ドル
ユーロ円:157.26円 - 157.96円

(金)
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