東京外国為替市場概況・17時 ドル円、神経質

 9日午後の東京外国為替市場でドル円は神経質。17時時点では150.91円と15時時点(151.03円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。15時前後から買いが強まると昨日高値の151.06円を上抜けて151.09円まで値を上げた。ただ、151円台では政府・日銀による介入警戒感が高いこともあり、すぐに150.77円まで一転下落した。一方、押し目を拾いたい向きも多く150.90円台まで持ち直している。

 ユーロ円は一進一退。17時時点では161.55円と15時時点(161.65円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。一時161.74円と2008年8月以来の高値をわずかに更新した後は161.47円まで失速するも下値は限られるなど、ドル円と同様の展開となった。

 ユーロドルは17時時点では1.0705ドルと15時時点(1.0702ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。円相場となっているため、ユーロドル自体は1.07ドル台前半でこう着している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.77円 - 151.09円
ユーロドル:1.0702ドル - 1.0716ドル
ユーロ円:161.47円 - 161.74円


(越後)
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