ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 底堅い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では151.04円と24時時点(150.85円)と比べて19銭程度のドル高水準。NY序盤にドル売りが先行し、ドル円もやや売りに押されたが、150.83円近辺で下げ渋り、米10年債利回りが再び4.56%台まで上昇幅を拡大した動きも支えに151円台を回復した。
 ボスティック米アトランタ連銀総裁はインフレが2%に戻ると確信できるまでは引き締め策の継続が必要との見解を示し、ボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)理事はインフレを抑制するにはさらなる利上げが必要になる可能性があると強調した。

 ユーロドルは上昇が一服。2時時点では1.0710ドルと24時時点(1.0724ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準。ドル売りが緩み、1.0725ドルを高値に買いが一服し、1.07ドル前半での小動きに始終した。また、ユーロポンドは0.8727ポンドまでユーロ高・ポンド安が進んでいる。

 ユーロ円は高値圏でもみ合い。2時時点で161.76円と24時時点(161.78円)と比べて2銭程度のユーロ安水準。24時前につけた161.80円を高値に上昇が一服するも、高値圏の161.70円台でこう着し、下値の堅い動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.77円 - 151.19円
ユーロドル:1.0681ドル - 1.0725ドル
ユーロ円:161.45円 - 161.80円

(金)
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