東京マーケットダイジェスト・10日 円上値重い・株下げ渋り

(10日15時時点)
ドル円:1ドル=151.39円(前営業日NY終値比△0.04円)
ユーロ円:1ユーロ=161.51円(△0.05円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0669ドル(△0.0001ドル)
日経平均株価:32568.11円(前営業日比▲78.35円)
東証株価指数(TOPIX):2336.72(△1.60)
債券先物12月物:144.54円(▲0.22円)
新発10年物国債利回り:0.860%(△0.025%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.01200%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)       <発表値>     <前回発表値>
10月マネーストックM2(前年同期比)  2.4%       2.4%  

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。東京仲値を通過したあたりから売りが持ち込まれると一時151.22円まで値を下げた。ただ、午後に入って日経平均株価が下げ幅を縮めたことなども支えに買い戻しが入り、昨日高値の151.39円を上抜けて151.41円まで値を上げた。

・ユーロ円はもみ合い。午前に161.36円まで下げたが、日本株が下げ幅を縮めたため下値は限定的。一方で、戻りも限られるなど動き自体は鈍かった。

・ユーロドルはこう着。欧州勢の本格参入を前に東京市場では動意はほとんど見られず、1.0670ドル前後で推移した。

・日経平均株価は反落。昨日の米国株式相場が下落した影響から利益確定売りが優勢となり、指数は一時400円近く下落した。ただ、海外短期筋から先物に買いが入ると引けにかけては急速に下げ幅を縮めた。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで序盤から売りが強まり、一時144.40円まで下げ足を速めた。


(越後)
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