NY株見通し-高値もみ合いか 経済指標は新規失業保険申請件数など

 今晩は高値もみ合いか。昨日は米10年債利回りが上昇したものの、予想を上回る第4四半期決算発表が続いたことで投資家心理が改善し、主要3指数がそろって2日続伸した。ダウ平均は3営業日ぶりに終値の過去最高値を更新し、S&P500も取引時間中と終値の最高値を更新。一時、4999.89ポイントまで上昇し、史上初の5000ポイントに迫った。ナスダック総合は2021年11月の史上最高値まで約2%に迫り、時価総額上位で構成されるナスダック100指数は3営業日ぶりに史上最高値を更新した。引け後の動きでは予想を上回る決算や強い見通しを発表したアーム・ホールディングスが約20%高と急伸したほか、予想を上回る決算や見通しの引き上げ、エピック・ゲームズへの投資を発表したウォルト・ディズニーが6%超上昇した。

 今晩は高値もみ合いか。アーム・ホールディングスやウォルト・ディズニーの大幅高が見込まれることで堅調な展開が期待される。一方、S&P500が節目の5000ポイントに迫り、100日移動平均線からの上方かい離率が202年9月以来となる9.83%に拡大したことで、高値警戒感や過熱感が意識されそうだ。3月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待は大きく後退したが、CMEのフェド・ウォッチが示す5月利下げ確率は65%となっており、利下げ見通しを巡って新規失業保険申請件数などの経済指標や、それを受けた米10年債利回りの動向、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言などに要注目となる。

 今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、米30年債入札など。バーキン米リッチモンド連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にフィリップ・モリス、コノコ・フィリップス、引け後にテイクツー・インタラクティブなどが発表予定。(執筆:2月8日、14:00)
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