ドル円　本日NYカットOP期限切れ後に動きやすいのは上方向か

　ドル円は引き続き値動きについていきにくい状況で、しっかりしたオーダーがたまりにくくなっているもよう。材料の強弱に合わせてオプション（OP）に挟まれた水準で目先のレンジを形成するパターンになっているようだ。

　足もとでは150.50円OP付近で上下。本日NYカットのOPが置かれた151.00円と、やはり本日NYカットの非常に大きいとされるOPも観測される150.00円が上下の動きを抑制することになるか。現水準付近の本日分OP期限切れ後は複数のOPが残存する150.00円より、規模が十分ではないOPがあるにとどまる151.00円方向へより動きやすくなりそうだ。

（関口）