27日香港株=様子見ムードか、米中経済指標の発表前に手控え

 27日の香港市場は様子見ムードか。米国と中国の重要経済指標の発表を29日に控え、内容を見極めたい雰囲気が強いと予想する。中国の国家統計局が29日午前に2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表する予定。同日大引け後には、米連邦準備理事会(FRB)が重視する物価指標である1月の米個人消費支出(PCE)物価指数が発表される。

 前日の米株式相場の下落と米長期金利の上昇により、投資家が運用リスクを取りにくくなるだろう。一方、好調な決算や業績見通しを受けた個別物色が支えとなりそうだ。電気自動車メーカーの理想汽車(02015)が26日大引け後発表した2023年12月本決算は純損益が117億400万元の黒字に転換し(前年は20億1200万元の赤字)、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の87億7700万元を大きく上回った。

 26日のNY株式相場はダウ平均が4営業日ぶりに反落し、ハイテク株主体のナスダック総合は続落した。米長期金利の指標となる米10年債利回りは先週末の4.26%から4.28%に上昇した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、理想汽車や同業のBYD(01211)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が香港終値を上回った半面、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が下回って引けた。
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