21日香港株=堅調か、米主要3指数はそろって史上最高値を更新

 21日の香港市場は前日のNY市場が上昇した流れを引き継いで堅調に推移するか。20日のNY株式市場は主要3指数がそろって終値の最高値を更新。米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場予想通りに政策金利が5.00-5.25%で据え置かれ、メンバーのFF金利見通し(ドットプロット)では年内3回の利下げ見通しが維持されたことでリスク選好ムードが強まった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はFOMC後の会見で「インフレ率は依然として高すぎる」などとしたものの、「インフレ率が2%に向かって徐々に低下している」ともした。

 一方、香港市場では決算発表が本格化しており、業績などを手掛かりに個別物色の動きが活発となりそうだ。きょうは長江和記実業(00001)やCNOOC(00883)、チャイナ・モバイル(00941)、中国平安保険(02318)などが2023年12月本決算を発表する予定。

 20日の香港株の米国預託証券(ADR)は、テンセント(00700)や美団(03690)、HSBC(00005)、アリババ集団(09988)などが香港終値を上回って引けた。
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。