欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、こう着

 10日の欧州外国為替市場でドル円はこう着。20時時点では151.83円と17時時点(151.84円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。3月米消費者物価指数(CPI)の発表が近づくなか、一段と様子見ムードが広がっており、151.80円台を中心とした小動きに終始している。

 ユーロ円は底堅い。20時時点では164.95円と17時時点(164.82円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。欧州序盤からの強い地合いが継続し、一時164.98円と日通し高値を付けた。
 なお、南アフリカランド円は売り優勢。5月29日に総選挙を控えるなか、「世論調査で与党・アフリカ民族会議(ANC)の支持率が37%まで低下」との報道が伝わったことを受けて一時8.16円まで急落する場面があった。

 ユーロドルは20時時点では1.0864ドルと17時時点(1.0855ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。対ドルでポンドとユーロの買いが続き、一時1.0866ドルまで上昇した。また、ポンドドルは1.2705ドルまで上値を伸ばしている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:151.68円 - 151.88円
ユーロドル:1.0848ドル - 1.0866ドル
ユーロ円:164.65円 - 164.98円


(越後)
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