ドル円、防衛ラインと見られる155円目前に神経質な動き

 ドル円は22時30分前に一時154.77円と1990年6月以来約34年ぶりの高値を付けたものの、大量のノックアウトオプションが観測されている155.00円がレジスタンスとして意識されると失速。22時30分過ぎには一時154.04円と日通し安値を更新した。市場では「これまで152円が防衛ラインと見られていたが、今回154円台に上昇しても円買い介入が実施されないことから、防衛ラインが155円まで引き上げられているのではないか」との見方が広がっている。ただ、売り一巡後は再び買いが優勢となり154.69円付近まで上昇。155.00円を目前に神経質な動きとなっている。

(中村)
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