東京外国為替市場概況・15時 ドル円、底堅い

 24日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では154.87円と12時時点(154.80円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。地合い強いまま154.89円まで上値を伸ばし、1990年6月以来の高値を更新した。米10年債利回りが4.61%台で高止まりし、日経平均株価が900円超上昇したことが支えとなった。

 ユーロ円は上昇一服。15時時点では165.73円と12時時点(165.80円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが弱含みに推移したことで、165.72円前後まで上値を切り下げた。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.0701ドルと12時時点(1.0710ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇も重しとなり、本日のNYカットオプション(1.0700ドル・1.0705ドル)付近で伸び悩んだ。

 豪ドル/ドルは午前中の高値0.6530ドルから0.6514ドル前後へ、豪ドル円は午前中の高値101.02円から100.77円前後まで本日の上げ幅を縮小した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.73円 - 154.89円
ユーロドル:1.0700ドル - 1.0714ドル
ユーロ円:165.57円 - 165.85円


(山下)
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