東京外国為替市場概況・17時 ドル円、再び売り強まる

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は再び売りが強まった。17時時点では155.55円と15時時点(156.79円)と比べて1円24銭程度のドル安水準だった。14時台に神田財務官の「(為替介入観測について)今はノーコメント」が伝わったこともあり、一時157.20円台まで持ち直した。もっとも、16時頃から再び下げ足を速め始めると、26日安値154.99円を割り込んで154.54円まで下げ幅を一気に広げた。公式コメントはないものの、本邦通貨当局からと見られるドル売り円買い介入が断続的に実施されているような値動き。しかしながら、一巡後は反動で155.60円台まで下値を切り上げている。

 ユーロ円も下値を広げた。17時時点では166.69円と15時時点(168.14円)と比べて1円45銭程度のユーロ安水準だった。ドル円で為替介入が入ったような動きが続き、クロス円も全般下値を試す展開に。ユーロ円は165.66円、ポンド円が193.63円、豪ドル円も101.38円まで外貨安・円高が進行した。ただ一巡後は、ユーロ円が166円後半、ポンド円は195円前後、豪ドル円も102円前半まであっさりと切り返した。

 ユーロドルはやや伸び悩み。17時時点では1.0717ドルと15時時点(1.0725ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。円相場が中心の動きではあったが、1.07ドル前半で上値の重い印象。
なお、スペインではサンチェス首相が正午の会見で辞任の意向を示すもよう。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.54円 - 160.17円
ユーロドル:1.0687ドル - 1.0734ドル
ユーロ円:165.66円 - 171.56円


(小針)
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