ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 上値重い

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では154.98円と24時時点(155.31円)と比べて33銭程度のドル安水準。4月米消費者物価指数(CPI)などの米指標がおおむねさえない結果となり、ドル円の上値が重く155.80円近辺を戻り高値に再び売りに押されると154.74円まで安値を更新した。

 ユーロドルはしっかり。2時時点では1.0872ドルと24時時点(1.0858ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準。全般ドルの軟調な動きが続くなか、1.0875ドルまで上値を伸ばした。米10年債利回りは4.35%前後と前日比大幅低下した水準で戻りが鈍い。

 ユーロ円は2時時点で168.49円と24時時点(168.63円)と比べて14銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの堅調な動きが支えとなるも、ドル円同様に上値の重い動きとなり、168.84円近辺を戻り高値に168.25円近辺まで押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.74円 - 156.56円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0875ドル
ユーロ円:168.16円 - 169.40円


(金)
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