23日香港株=軟調か、FOMC議事要旨で利下げに慎重論

 23日の香港市場は軟調か。22日のNY市場で主要3指数はそろって下落。午後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が利下げに消極的なタカ派的内容だったことで売りが優勢となった。FOMC議事要旨では足もとでインフレ低下に進展が見られないとされ、2%のインフレ目標達成が困難な場合、複数のメンバーが利上げも検討すべきだとした。FOMC議事要旨を受けて米10年債利回りは前日の4.414%から一時4.46%台まで上昇し、4.426%で終了した。

 また、24-25日には主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が開かれるが、イエレン米財務長官は中国の過剰生産能力の問題が重要な議題の1つになると明らかにしたほか、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は欧州連合(EU)が中国製の電気自動車(EV)に対する関税を引き上げる可能性を示唆。中国外交部は、米国が中国の新エネルギー産業の過剰生産能力問題を取り上げているが、保護主義の口実に過ぎないなどと反論しており、欧米諸国との関係悪化なども警戒される。

 一方、注目されたエヌビディアの第1四半期(2-4月期)決算は、売上高と利益が予想を上回ったほか、第2四半期(5-7月期)の見通しも強い内容だった。1対10の株式分割や四半期配当の引き上げも好感され、エヌビディアは時間外で大きく上昇している。
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