東京外国為替市場概況・8時 ドル円、弱含み

 9日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。8時時点では145.97円とニューヨーク市場の終値(146.27円)と比べて30銭程度のドル安水準だった。米中貿易摩擦への懸念が再燃するなか、時間外のダウ先物が460ドル超下落すると売りが先行。昨日安値の145.97円を下抜けて145.84円まで値を下げている。昨日のCME日経平均先物は大証終値比855円安の32245円で引けており、本日のアジア株安への警戒感が高まっている。

 ユーロ円も弱含み。8時時点では160.10円とニューヨーク市場の終値(160.29円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。米株先物の下落で円買い圧力が高まると159.99円まで値を下げた。

 ユーロドルは小高い。8時時点では1.0968ドルとニューヨーク市場の終値(1.0958ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に伴ってユーロ買い・ドル売りが先行し、一時1.0978ドルまで値を上げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.84円 - 146.36円
ユーロドル:1.0951ドル - 1.0978ドル
ユーロ円:159.99円 - 160.42円


(越後)
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