東京外国為替市場概況・17時 ドル円、弱含み
10日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。17時時点では146.26円と15時時点(146.61円)と比べて35銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下幅縮小を受けて買い戻される場面はあったが、147.15円付近を付けたところから失速。時間外の米株先物の下げ幅拡大を眺めながら146円台で下値を試し、146.22円まで日通し安値を更新した。
豪ドルは売り戻し優勢。関税を巡り中国は米国に譲歩しない姿勢を示しており、貿易戦争への警戒感は燻ったまま。一時500ドル超まで下げ幅を拡大したダウ先物の動きも嫌気され、豪ドルは対円で89.97円前後、対ドルでは0.6143ドル付近まで上値を切り下げた。
ユーロドルは強含み。17時時点では1.1026ドルと15時時点(1.0985ドル)と比べて0.0041ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下幅縮小に伴う押しも1.0960ドル台に留め、その後は再び底堅い展開に。独長期金利の上昇も支えに1.10ドル台に乗せると、ショートカバーを巻き込んで1.1031ドルまで上げ幅を広げた。
ユーロ円は17時時点では161.28円と15時時点(161.05円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。現物の欧州株オープンにかけて買い戻しが強まると、一時161.53円付近まで値を上げた。一巡後はドル円とユーロドルに挟まれて、161円前半で上下が続いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.22円 - 147.87円
ユーロドル:1.0943ドル - 1.1031ドル
ユーロ円:160.88円 - 161.92円
(小針)
豪ドルは売り戻し優勢。関税を巡り中国は米国に譲歩しない姿勢を示しており、貿易戦争への警戒感は燻ったまま。一時500ドル超まで下げ幅を拡大したダウ先物の動きも嫌気され、豪ドルは対円で89.97円前後、対ドルでは0.6143ドル付近まで上値を切り下げた。
ユーロドルは強含み。17時時点では1.1026ドルと15時時点(1.0985ドル)と比べて0.0041ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下幅縮小に伴う押しも1.0960ドル台に留め、その後は再び底堅い展開に。独長期金利の上昇も支えに1.10ドル台に乗せると、ショートカバーを巻き込んで1.1031ドルまで上げ幅を広げた。
ユーロ円は17時時点では161.28円と15時時点(161.05円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。現物の欧州株オープンにかけて買い戻しが強まると、一時161.53円付近まで値を上げた。一巡後はドル円とユーロドルに挟まれて、161円前半で上下が続いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.22円 - 147.87円
ユーロドル:1.0943ドル - 1.1031ドル
ユーロ円:160.88円 - 161.92円
(小針)