ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下値堅い

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。2時時点では142.46円と24時時点(142.21円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.34%台まで上昇するにつれて買い戻しが入り142.63円付近まで持ち直し、NY序盤からの下げ分を全て取り戻す動きとなった。ダウ平均が一時の710ドル超安から250ドル超安まで下げ幅を縮めていることも支えとなった。

 ユーロドルはこう着。2時時点では1.1350ドルと24時時点(1.1349ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。NY時間に入ってからは1.1336-86ドルでのレンジ相場が続いている。「欧州連合(EU)は米国との貿易交渉が決裂した場合、米国への輸出規制を検討する」との一部報道が伝わったが、反応は薄い。

 ユーロ円は2時時点では161.66円と24時時点(161.37円)と比べて29銭程度のユーロ高水準だった。ドル円や米国株の買い戻しにつれる形で161円台後半まで切り返している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.62円 - 143.08円
ユーロドル:1.1336ドル - 1.1409ドル
ユーロ円:161.25円 - 162.63円


(越後)
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