NYマーケットダイジェスト・30日 ダウ7日続伸・金利小幅低下・ユーロ安(1)
(30日終値)
ドル・円相場:1ドル=143.07円(前営業日比△0.74円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.01円(▲0.07円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1328ドル(▲0.0059ドル)
ダウ工業株30種平均:40669.36ドル(△141.74ドル)
ナスダック総合株価指数:17446.34(▲14.98)
10年物米国債利回り:4.16%(▲0.01%)
WTI原油先物6月限:1バレル=58.21ドル(▲2.21ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=3319.1ドル(▲14.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) ▲4.2% ▲12.7%
4月ADP全米雇用報告
6.2万人 14.7万人・改
1-3月期米雇用コスト指数
(前期比) 0.9% 0.9%
1-3月期米国内総生産(GDP)速報値
(前期比年率)▲0.3% 2.4%
個人消費速報値
(前期比年率) 1.8% 4.0%
コアPCE速報値
(前期比年率) 3.5% 2.6%
4月米シカゴ購買部協会景気指数
44.6 47.6
3月米個人所得
(前月比) 0.5% 0.7%・改
3月米個人消費支出(PCE)
(前月比) 0.7% 0.5%・改
3月PCEデフレーター
(前年比) 2.3% 2.7%・改
3月PCEコアデフレーター
(前月比) 0.0% 0.5%・改
(前年比) 2.6% 3.0%・改
3月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
(前月比) 6.1% 2.1%・改
(前年比) ▲0.1% ▲7.0%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。英・独株価指数が約1カ月ぶりの高値を更新するなど、欧州株相場が底堅く推移する中、欧州市場序盤に一時143.15円まで上昇した。
NYの取引時間帯に入ると、4月ADP全米雇用報告や1-3月期米国内総生産(GDP)速報値、4月米シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回ったことを受けて円買い・ドル売りが先行。月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると一時142.52円付近まで下押しした。
ただ、「米国は関税問題を巡る交渉を目指し、様々なルートを通じて中国側に積極的に接触を図っている」との中国メディアの報道が伝わると買い戻しが優勢に。一時780ドル超下落したダウ平均が上昇に転じ、200ドル超上昇したことも相場を下支えし、5時30分過ぎには143.19円と日通し高値を付けた。
・ユーロドルは続落。低調な米経済指標が相次いだことを受けてユーロ買い・ドル売りが入ったほか、ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローが出たものの、上値は重かった。フィキシングを通過したあとは全般ユーロ売りが優勢となり、5時30分前に一時1.1317ドルと日通し安値を更新した。
なお、ユーロ豪ドルは一時1.7672豪ドル、ユーロNZドルは1.9060NZドル、ユーロカナダドルは1.5604カナダドル、ユーロスイスフランは0.9330スイスフランまで下落した。
・ユーロ円は小幅ながら3日続落。1-3月期米GDP速報値が約3年ぶりにマイナス成長に陥ったことを受けて米国株相場が下落するとリスク回避の円買い・ユーロ売りが先行。フィキシング通過後は全般ユーロ安が進んだ流れに沿って一時161.71円と日通し安値を更新した。ただ、ダウ平均が持ち直すなど、米国株相場が底堅く推移すると下げ止まった。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=143.07円(前営業日比△0.74円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.01円(▲0.07円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1328ドル(▲0.0059ドル)
ダウ工業株30種平均:40669.36ドル(△141.74ドル)
ナスダック総合株価指数:17446.34(▲14.98)
10年物米国債利回り:4.16%(▲0.01%)
WTI原油先物6月限:1バレル=58.21ドル(▲2.21ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=3319.1ドル(▲14.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) ▲4.2% ▲12.7%
4月ADP全米雇用報告
6.2万人 14.7万人・改
1-3月期米雇用コスト指数
(前期比) 0.9% 0.9%
1-3月期米国内総生産(GDP)速報値
(前期比年率)▲0.3% 2.4%
個人消費速報値
(前期比年率) 1.8% 4.0%
コアPCE速報値
(前期比年率) 3.5% 2.6%
4月米シカゴ購買部協会景気指数
44.6 47.6
3月米個人所得
(前月比) 0.5% 0.7%・改
3月米個人消費支出(PCE)
(前月比) 0.7% 0.5%・改
3月PCEデフレーター
(前年比) 2.3% 2.7%・改
3月PCEコアデフレーター
(前月比) 0.0% 0.5%・改
(前年比) 2.6% 3.0%・改
3月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
(前月比) 6.1% 2.1%・改
(前年比) ▲0.1% ▲7.0%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。英・独株価指数が約1カ月ぶりの高値を更新するなど、欧州株相場が底堅く推移する中、欧州市場序盤に一時143.15円まで上昇した。
NYの取引時間帯に入ると、4月ADP全米雇用報告や1-3月期米国内総生産(GDP)速報値、4月米シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回ったことを受けて円買い・ドル売りが先行。月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると一時142.52円付近まで下押しした。
ただ、「米国は関税問題を巡る交渉を目指し、様々なルートを通じて中国側に積極的に接触を図っている」との中国メディアの報道が伝わると買い戻しが優勢に。一時780ドル超下落したダウ平均が上昇に転じ、200ドル超上昇したことも相場を下支えし、5時30分過ぎには143.19円と日通し高値を付けた。
・ユーロドルは続落。低調な米経済指標が相次いだことを受けてユーロ買い・ドル売りが入ったほか、ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローが出たものの、上値は重かった。フィキシングを通過したあとは全般ユーロ売りが優勢となり、5時30分前に一時1.1317ドルと日通し安値を更新した。
なお、ユーロ豪ドルは一時1.7672豪ドル、ユーロNZドルは1.9060NZドル、ユーロカナダドルは1.5604カナダドル、ユーロスイスフランは0.9330スイスフランまで下落した。
・ユーロ円は小幅ながら3日続落。1-3月期米GDP速報値が約3年ぶりにマイナス成長に陥ったことを受けて米国株相場が下落するとリスク回避の円買い・ユーロ売りが先行。フィキシング通過後は全般ユーロ安が進んだ流れに沿って一時161.71円と日通し安値を更新した。ただ、ダウ平均が持ち直すなど、米国株相場が底堅く推移すると下げ止まった。
(中村)