欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、もみ合い

 1日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。20時時点では144.26円と17時時点(144.36円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。日銀絡みの円売りの動きが一巡すると、NY時間に発表される4月米ISM製造業景気指数などの結果を見極めたいとの思惑もあり、144円台前半でのもみ合いに転じた。

 ユーロドルは買い戻し。20時時点では1.1332ドルと17時時点(1.1310ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。16時過ぎに1.1288ドルと本日安値に面合わせしたが、同水準付近で下値の堅さを確認すると次第に買い戻しが入った。時間外の米10年債利回りが4.13%台まで低下したことも相場の支えとなり、一転して1.1334ドルまで本日高値を更新した。

 ユーロ円は20時時点では163.50円と17時時点(163.29円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれて163.56円まで本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.88円 - 144.74円
ユーロドル:1.1288ドル - 1.1334ドル
ユーロ円:161.81円 - 163.56円

(岩間)
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