NY株見通し-堅調が期待されるものの、上値も重い展開か
今晩は引き続き堅調か。昨日はユナイテッドヘルスが急落したことでダウ平均が269.67ドル安(-0.64%)と反落したものの、サウジアラビア企業がエヌビディアの最先端AIチップを大量に購入するとのニュースを受けてエヌビディアが5.63%高となりハイテク株の上昇をけん引。S&P500が0.72%高と2日続伸し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.61%高と大幅に5営業日続伸した。S&P500は年初来で0.08%高とプラス圏を回復した。先週末に米中が関税の90日間停止などで合意したことでセンチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は18.22ポイントと3月25日以来の水準に低下した。
今晩の取引では貿易問題での米中の緊張緩和やセンチメントの改善を背景に引き続き堅調な展開が期待できそうだ。ただ、ナスダック総合が5営業日続伸し、週初来でも6.03%高となったほか、アップルが4日続伸、アマゾン・ドット・コムとゴールドマン・サックスが5日続伸、ウォルト・ディズニーは6日続伸となっており、上値では利益確定売り圧力も高まりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。企業決算は引け後にコパート、シスコ・システムズなど発表予定。(執筆:5月14日、14:00)
今晩の取引では貿易問題での米中の緊張緩和やセンチメントの改善を背景に引き続き堅調な展開が期待できそうだ。ただ、ナスダック総合が5営業日続伸し、週初来でも6.03%高となったほか、アップルが4日続伸、アマゾン・ドット・コムとゴールドマン・サックスが5日続伸、ウォルト・ディズニーは6日続伸となっており、上値では利益確定売り圧力も高まりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。企業決算は引け後にコパート、シスコ・システムズなど発表予定。(執筆:5月14日、14:00)