欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 小幅の買い戻し

 16日の欧州外国為替市場でドル円は小幅の買い戻し。20時時点では145.53円と17時時点(145.25円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。下押しは144.92円と先週末の安値144.83円を前に下げ渋ると、欧米株価指数の上昇も支えに調整の買い戻しが優勢となった。ただ、時間外の米10年債利回りの低下も重しに戻りは145.50円台にとどめている。

 ユーロドルは小動き。20時時点では1.1199ドルと17時時点(1.1208ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。手がかりが乏しいなか、1.1200ドルを挟んでの小動きと、昨日の狭いレンジ内で方向感に欠ける動きが続いている。

 ユーロ円は20時時点では162.99円と17時時点(162.79円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しにつれるかっこうで一時163円台を回復するも高値163.06円を前に伸び悩み、162円後半に押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.92円 - 145.72円
ユーロドル:1.1182ドル - 1.1220ドル
ユーロ円:162.46円 - 163.06円

(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。