東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

 19日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では144.90円とニューヨーク市場の終値(145.70円)と比べて80銭程度のドル安水準だった。早朝の下値トライでは145円を割り込めず、ポジション調整で一時145.45円近辺まで買い戻された。ただ、先週末のムーディーズによる米格下げで米株指数先物が軟調な動きとなっているのに加え、日経平均も売られると上値が重くなった。時間外の米債が小幅に売られると、再び下げ基調になり先週末安値144.92円を下抜け10時過ぎには144.81円まで弱含んだ。

 ユーロドルは堅調。10時時点では1.1197ドルとニューヨーク市場の終値(1.1163ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円に調整の買い戻しが入る場面でもユーロドルは1.11ドル後半を維持し堅調な動き。

 ユーロ円は下落。10時時点では162.25円とニューヨーク市場の終値(162.64円)と比べて39銭程度のユーロ安水準だった。主にドル円に連れる動き。一時162.26円まで下押し後162.66円付近まで買い戻されたが、ドル円の上値が抑えられると10時過ぎには162.17円まで下落した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.81円 - 145.55円
ユーロドル:1.1157ドル - 1.1203ドル
ユーロ円:162.17円 - 162.85円


(松井)
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