米国債市場概況・22日 10年物国債利回り、4.53%に低下
22日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率4.250%の10年物国債利回りは前営業日比0.07%低い(価格は高い)4.53%で終えた。米議会下院はこの日、トランプ米大統領の看板政策である大型減税を盛り込んだ法案を可決。米財政悪化を巡る懸念から売りが先行し、利回りは一時4.6247%前後と2月12日以来の高水準を付けた。ただ、米上院での審議を待ちたいとの思惑もあり、そのあとは買い戻しが優勢となった。
(中村)
(中村)